2016.12.05
コミュニケーションを伝えるということ。

いつもご愛顧ありがとうございます。

ケアマネージャのためのコミュニケーション心理学講座担当講師の村井です。

 

第一回目のコラム更新となります。

2016年に入ってから徐々にこの活動をしてきました。

ケアマネージャのみなさんのお役に立つというところまで至っていないかもしれませんが、評判は上々だと自負しています。

 

そもそも、なぜわたしは福祉用具屋なのにこんなことをしているか。

今回はそれについて書きたいと思います。

 

みなさんご経験のあるようにいろんな事業所がいろんな方法で営業活動に来られると思います。

 

一番安易で誰にでもできる営業方法。

それは・・・「うちは安いと伝えること」

みなさんご承知の通り、福祉用具自体でのサービスの差異は生み難いです。

だからといって安売りは自分の首を絞めます。

自分のお給料のための利益を得るために、多くの現場を抱えることになり、オーバーワークによる質の低下を招き、思うように熟せない、ライフワークバランスを崩す、そして離職者が増える。まったくもって本末転倒です。

そして、専門性が高いことや対応力に自信がある等のアピールは、届きにくく指標が分かりづらいのです。

ですから、わかりやすい競争差異として「安さ」を売りにする営業方法が横行します。

 

あと、専門性のアピールのため?の福祉用具勉強会の開催。

実態は、メーカーさんや知識人を呼んで段取りしているだけだったりします。

わたしの顔見知りの同業である福祉用具専門相談員の中には、とても優秀な方がいることを知っています。彼らは、ケアマネージャさん・居宅介護支援事業所に対して、
「車いすのフィッティングの勉強会しませんか?」
「新しい商品が出たから説明会させてください」
「床ずれ予防の勉強会しましょう!」

という類の営業方法はとらないことが多いです。
(もちろん例外はあります。依頼されれば、わたしもやります)

 

なぜか?

それは、

ケアマネージャさんにとって、本当に現場で必要か?重要か?と思っているからです。

 

そんなことを積極的にしなくても、
ケアマネージャさんそれぞれが依頼しやすい、信頼できる専門性と能力を持った福祉用具専門相談員がいれば済むような気がします。

勉強会の目的は、紹介した福祉用具を通して自分に依頼が増えることです。

さらに言えば、事業所間のつながりを作ることが目的だったりします。

 

だったら、わたしは開き直って、事業所間のつながりを作ることを目的と明言した上で、

本当にケアマネージャさんに必要なスキルを提供する勉強会をしたい!!

という想いが強くなってきたことが「コミュニケーション心理学出張講座」のスタートです。

 

これまでの道のりは5年に及びます。。

ようやくスタート地点に来ました!!

 

常に自身も学びながら、みなさんに楽しみながら広めていきたい活動です。

どうぞ皆様応援よろしくお願い致します!!

 

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

これからもよろしくお願いします

 

村井 康容

 

 

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