いつもご愛顧ありがとうございます。
ケアマネージャのためのコミュニケーション心理学講座担当講師の村井です。
さて、受講されたことのある方はご存知だと思いますが、講座の冒頭で必ずひとつ受講しているみなさんへ問いかけをしています。
あなたなら、どうする?
これはその時のテーマと気分で変えています。
ひとつだけご紹介しましょう。
80代後半、独居の女性
3ヶ月前、階段から転倒し、骨折して入院。それからリハビリして、独歩可能となって、在宅復帰した、その退院事前訪問の時の話。
来られたのは、ケアマネさん、病院リハのスタッフ2名、長女さん、長女さんの夫、そしてわたし。
家に帰ってからの環境整備、これまで入ってなかったヘルパーさんの手配、デイサービスの利用回数を増やすか否か。配食弁当はどうするか。
議題は多くありました。
しかし、「帰ったら今まで通りやれる!」という過信の言葉。
激怒したのは、長女の夫
「〇〇(嫁)のことも考えていってくれ!」
「〇〇(嫁)の毎週通う負担を考えてるか!?」
「今度転んで発見が遅れたら死ぬぞ!生き延びたところで施設いってもらう!」
などなど。長女もそれに加勢して永延30分。。。
さすがに利用者本人は意気消沈し、すべて言うとおりにすると約束。
丸く収まったというべきか・・・
でも、とっても重たーい空気・・・
このあと、ケアマネさんのたった一言で、この場と関係が和んだという事例。
さて、あなたなら
誰に・なんて言葉をかけますか?